「やちむん家」の歴史
設立1986年
先代・新垣栄得が、1986年、那覇市の壺屋やちむん通りに「やちむん家」を設立して、今年で
年を迎えます。
やちむん家は、現在91歳になる父・栄得の代に始まり、親から子、子から孫へと技を引き継ぎながら、家族3代で作陶を続ける窯元です。
壺屋と読谷
2020年那覇の壺屋やちむん通りの販売店舗から移転し、現在の読谷村の新販売所と工場を構えています。
新販売所「やちむん家」では、壺屋焼の皿、花瓶、雑器などや、小さなシーサーから大きなシーサーまで数多くの作品を取り揃えて販売しております。
工場では、実際に作っている所をご見学いただけます。
また、ご予約にて、面シーサーの体験教室も行っております。
名前の由来
家族で作る
「やちむん」とは焼き物のこと。家族で作る焼き物だから、「やちむん家(やちむんやー)」なのです。
陶工のご紹介
新垣 光雄
昭和41年生まれ。学生時代から父・栄得、兄・栄一の手伝いをし、卒業後、手作りシーサー、龍を専門に、父を師と仰ぎ今も模索中。
現在、「窯元 やちむん家」の代表を務める。
ー陶歴ー
1989年 第41回沖展奨励賞
1991年 第43回沖展奨励賞
1992年 第44回沖展入選
「飛獅子」
1993年 第45回沖展入選
高江洲康宣賞公募展奨励賞
1994年 那覇市伝統工芸館「時代を刻む器」作陶展に出展
厚生省玄関前「大頭シーサー」制作
第46回沖展入選
1999年 第51回沖展入選
2000年 第52回沖展入選
2015年 イオンライカム「巨大シーサー」制作、他5店舗
福島県いわき市にて「30周年親子展」
福島東日本震災復興祈願シーサー寄贈「てぃーだシーサー」
清水寺門前会「祥雲青龍」制作
新垣 優人
平成6年6月生れ。大学3年から、父・光雄のもとでシーサー作りを学ぶ。卒業後は本格的にシーサーや龍などを作成する。
ー陶歴ー
2018年 第70回沖展入選
2019年 第71回沖展
うるま市長賞
みんなの一点賞
2020年 第72回沖展入選
松田 優人
平成元年生まれ。幼少期より、新垣光雄氏のシーサーに魅せられ、2019年4月から、やちむん家の門をたたき、新垣光雄に弟子入りし、シーサー職人となる。
ー陶歴ー
2020年 第72回沖展入選